60歳からの投資、資産運用成功術

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最近では、若者や主婦など、いままでは、あまり縁のなかったような人でも、株取引を始める人も増えているようです。学生などは、還暦の私からするとまだまだ株取引には早いのではないか、と思ってしまうこともありましたが、実際に、若者でも株で成功している人も多いようです。

日本で、これほど一般的に株取引が行われるようになった理由としては、何といっても、インターネットの普及が挙げられるでしょう。インターネット上で株の売買もリアルタイムで見ることも可能になりましたし、売買も自分で行うことが手軽にできるようになりました。昔は、保有している株を売却したい時には、電話をかけたりと、手間がかかるものでしたが、今では、板情報を自分で確認しながら、気配値なども参考にして売り買いのタイミングを見極めることもできるので、若い人には、もしかするとゲーム感覚のようなところもあるのかもしれません。

しかし、金融市場と株式市場の落とし穴というものは、必ずあるものだという認識をしっかりと持っておくことが大切でしょう。ゲーム感覚で株取引を行っていると、もし、幸運にも利益が出る状況が続いていくと、次第に金銭感覚がマヒしてしまいかねません。

株取引というものは、実際に自分の手元にお金がある訳ではなく、パソコンの画面上で数字が変化していくので、実感がわきにくいということがあります。それが、危機感を減らしてしまっているとしたら、気を付けなくてはなりません。ですから、ある意味では、若いうちに、少額の取引を始めて、自分で株を運用することのむずかしさを身に着けていくのも良いことなのかもしれません。

たしかに、アメリカなどでは、小さい頃から株に親しんでいるようなケースも多いようです。自分で運用するということの意味を、良くも悪くも、正しく理解しておくことが重要なのでしょう。ですから、最近の日本での株取引ブームには、危機感を感じることもあります。

また、日本だけでなく、中国などでも、同じように一般人が株取引を始めるというケースが増えてきているようです。特に、中国の場合は、日本と比べても、個人の株主が占める割合が多いので、不安定な一面もあるようです。ですから、利益が出ていた株が、急に値を下げるというような事態も、頻繁に起こることです。

また、それが株式市場といってもいいでしょう。株価の急な上げ下げに、どう対処するか、もし、株取引を始めるならば、その点をはっきり決めておく必要があります。そうしないと、買った時の株価よりも、下げてしまったとき、どこまで持ち続ければ良いか迷っているうちに、多額の損失を出すことにもなりかねません。ですから、たとえば、ある程度、株価が下がった時点で、売りに出すような設定にあらかじめしておくなどという対策が重要です。保有している株が、買値より大幅に下落してしまったら、安い値段で買い増しして、保有株の平均取得株価を下げるという手段もありますが、株というものは、利益を確定するまでは、その金額が本当に自分のものになるのか、分からない面もあるものなので、安心ができません。

ですから、私のように、定年を迎えた方の正しい投資とは、まずは、自分が株式投資に使うことができる金額というものを、始めから、はっきりと設定しておくことだといえるでしょう。株で負けてしまったから、新たに資金を投入するなどというのであれば、自分の生活基盤にまで影響を与えてしまいます。ですから、どこで損切りするかを、前もって決めておくことや、仕手株などの値動きが激しい株ではなく、優良企業の株を長期保有しておくというのも安定につながるかもしれませんが、その場合でも日々のチェックは欠かさないようにしましょう。

自分の知らない経済

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世の中、実は自分の知らないところで大きく経済が動いているのをご存知でしょうか。
普段の日本国内の生活においては、円高になったり、円安になったり、あるいは株価が上がったり下がったりしたところで、はたまた日本国が発行する長期国債の利回りやコールレート(金融機関同士が短期のお金を貸し借りするときの金利)が上がるだの下がるだので、大きく生活が一変することはありません。しかしながら、少し考えればたどり着く問題として、為替相場、株式市況、我々が住んでいる国が発行する国債の利回り、コールレートの変動は、いずれも間違いなく我々の生活に関係してきます。つまり我々の家計バランスシートの内容を直接変えていく事案なのです。

実は、我が国の家計部門は投資信託、外国株式、外国債券、外貨預金などを通じて、30兆円を超える外貨建て資産を持っていると推定されています。ですがこれらの金融資産は円高・円安によりことごとくその資産価値を変えていきます。同様に、株式を持っていれば変動によってその資産価値は変わり、コールレートなどの短期金利の変動は直接、金利として私たちの預金に跳ね返ってきます。

つまり、様々な金融関連から読み取れる指標を基に、その数字が自分の家計にどのように関わってくるのかを連鎖的に感覚で捉えることができるかが金融を紐解く重要なファクターだと言えます。簿記を学ぶ人によく指導される「感覚」的に捉える、考えるが重要なのです。目に見えないお金の勘定を4次元で捉えるには、思考の嗅覚を研ぎ澄ませる必要があるのです。

 


 

コールレート

コールレートとは、金融機関同士の短期資金の貸借市場「コール市場」での金利を指します。
きわめて短い期間に回収できる、「呼べば応える」貸借市場であることから「コール(call)」の名が付きました。我が国の短期金利の代表ともいうことができ、都銀、地銀以外にも、農林中金や信金中金、証券会社、保険会社といった金融機関が互いに短期の資金の貸借を行うに際して付く金利も指します。なかでも平時においては最も取引高の大きい翌日物の金利水準が指標的なデータと見なされています。

ちなみに、借り手から見たときには「コールマネー(call money)」貸し手から見たときには「コールローン(call loan)」と呼ばれています。このコールレート翌日物の金利は、金融政策の方向性をその時々で敏感に反映するため、例えば日本銀行が金融を緩和しようとする場合には、金融市場に対して潤沢な資金の供給を行います。この際、市場には資金が豊富に流れ、金融機関側からは資金調達意欲が低下することになるのです。つまりコールレートは下がることになります。

このような低い金利で借入を行うことができる銀行は、企業などへの貸し出しもより低い金利で採算が取れるわけです。それすなわち、企業にとってみれば低コストで資金調達が叶うため、借入には積極的になり、これが企業全体、ゆくゆくは景気と呼ばれる経済の活動を促進する効果が生まれます。一般的には、翌日物コールレートは短期の預貯金金利の先行指標としての役割を負っているため、この金利が上昇すると、遅れて短期の預貯金金利が上昇していくことといわれています。

 


 

インターバンク市場

さて、銀行はいつもお金が余っているわけでは無く、お金が足りなくなることがあります。銀行は私たちから預かった預貯金を運用に回していますよね。余ったり足りなくなる、というのは、例えば、年金の支払い日だとしましょう。年金の支払い日には、預金者それぞれの口座に日本年金機構からお金が振り込まれます。すると銀行にはたくさんのお金がある状態になります。反対に、税金などの支払日などは、口座から一斉に引き落とされ、銀行にはお金が足りない状態になります。日常の生活において、このような状態は別段珍しいことではありません。

そこで利用されるのが「インターバンク市場」という金融機関同士で一日だけお金を融通し合う市場です。一日だけとはいえ、銀行は金利の支払いが発生し、その時の「インターバンク市場」の金利が「無担保コールレート」なのです。

「インターバンク市場」とは、金融機関が相互に日々の短期的な資金の過不足を調整している市場のことを指します。取引時間は、原則午前8時30分から日銀当座預金振替終了時までであり、その一方で、世界の金融機関同士が100万通貨単位で売買する為替市場も、参加者が金融機関に限定されればインターバンク市場と呼称されます。特に、為替のインターバンク市場は、世界中の金融機関が24時間やり取りをしており、東京、ロンドン、ニューヨークは世界の3大市場といわれ「眠らない市場」と呼ばれています。

 


 

政策金利=「無担保コールレート」

なぜ「無担保コールレート」が政策金利になるのか説明しましょう。
前述のとおり、銀行からお金が足りなくなる際の例えとして、税金の支払い挙げましたが、企業融資や住宅ローンでも銀行はお金を払い出します。その際、銀行は相手に対して金利を乗せます。その金利は一体何と連動し、どこで誰が決定しているのでしょうか。それが「無担保コールレート」と呼ばれるものになります。金利は強制ではありませんが、あくまで銀行ごとに自由で決められます。銀行の資金化不足による調整については、インターバンク市場で行いますが、金利を支払って資金を調達し、融資やローンに回すわけなので、その調達した際の資金にも金利は上乗せられます。

つまり、例えば会社を大きくするために借入の相談を銀行にしに行ったとし、A銀行は金利5%、B銀行は金利1%というような差が出てくるのです。この生まれる金利の差が、「無担保コールレート」です。実際、借入の際は銀行の金利は銀行ごとに決めているはずですが、どの銀行も大体同じ金利で落ち着きます。その真意は、別々の銀行でも、資金調達が同じ市場であるからなのです。

では、なぜ「無担保コールレート」が政策金利といわれるのでしょうか。
例で上げると、景気が良すぎて、物価がどんどん上昇したバブル経済の状態が続くと、日銀は政策金利を「無担保コールレート」、つまり“インターバンク市場”の金利を引き上げます。いわゆる金融引き締め政策です。「無担保コールレート」が上がれば、銀行は、高い金利で資金を調達しなければなりません。インターバンク市場の金利が高くなるということは、融資やローンへの金利も必然的に高くなるわけです。このような状態に陥ると、金利が高い借入には手を出しにくくなり、結果お金を借りずに過ごそうとします。それが世の中全体で起きてしまえば、新しいお店が出来ず、社会の発展が遅くなり、会社で工場の建設に関わる建設関係の会社の売り上げが無くなり、新たな雇用も消え、ゆくゆくは消費活動そのものが無くなっていきます。景気縮小です。反対に景気が悪くなれば、日銀は「無担保コールレート」引き下げ、金融緩和を行います。

金利が低いということは、前述の反対のことが起こり、借金をしてお店を建てる人がでてきたリ、車や家を買う人が現れたり、道路ができたり街が活性化していきます。すると世の中の景気が良くなるわけです。
つまり、「無担保コールレート」が高くなると、融資やローンの金利が高くなるので、景気が減速し、「無担保コールレート」が低くなると融資やローンの金利が低くなるので景気が拡大するのです。
これを政策金利というのです。

無担保コールレートのではない、有担保コールの説明も加筆すると、有担保コールは、担保(日銀適格担保)のもとに行われる取引となります。日銀適格担保とは、日銀からの借入の担保に使用できるもの(国債など)を指します。有担保コールでは、短資会社はディーリング取引を行っています。ディーリング取引とは、短資会社が、自己勘定で資金の調達・貸付けを行う取引のことです。資金の借り手に対するリスクは、短資会社が負うことになります。短資会社が資金の貸し手から調達した資金のことをコールマネー、資金の借り手に貸付けた資金のことをコールローンと呼びます。

株式を始めるということ

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株式投資は、大きく儲かる可能性があるため魅力が高いと言われています。

実際、大きな株価変動で大儲けもあれば大損の可能性もあるわけです。要は常に儲かり続け、絶対に損をしないなんてことは無く、都合のよい商品はこの世にはまず存在しません。

1958年に上場し、以降配当を実施し続けてきたあのソニーも今期はスマートフォン事業の不振などにより、損失が大幅に拡大したため、上場来初の無配とすることにしました。また、同事業に関わる社員について1000人規模の人員削減も決断いたしました。株式投資のリターンとして、値上がり益や配当などがあり、リスクとして値下がり損や倒産があります。

そして、株式などの証券に投資する投資家が、いつでも安心して取引することができるためには、流通市場が十分機能していることが必要です。

例に挙げると、お金が必要になったときにすぐに売れない、充分に納得できる価格で売れない、このような事態が続けば、投資家は減少の一歩を辿り、市場が機能しなくなり、更には企業は株式を発行しても資金を集めることができず、経済そのものが縮小してしまいます。

証券取引所の役割として、投資家がいつでも安心して取引できる市場を開くことは絶対条件なのです。多くのさまざまな投資判断と需給を反映して形成された価格を、公正な価格として広く速やかに公表することも重要な役割のひとつです。この値に、世の中のデイトレーダーたちは一喜一憂しているのです。逆に株式の長期投資のリターンは高いほうだと言われてはいますが、これは株価上昇だけで配当も含んでいないため、配当も加味すれば、リターンはもっと高くなります。ただし、時間的な問題とリスクが消えるわけではありません。あくまで統計的な話であり、ご自身で投資を始める際には、銘柄分散を徹底したり、購入時期も一時期には集中させないことが最善だと言われています。

古希祝いにお薦めです

中国の詩人・杜甫の詩のひとつ「曲江(きょっこう)」には「人生七十古来稀なり」という一節があります。これは「七十年生きる人は古くから稀である」という意味であり、70歳=古稀の由来となっています。古代の人の寿命は短く、40歳ですでに長寿という時期がありました。中国ではこのころ40歳以降10歳ごとに長寿を祝う風習があり、その風習が日本にも伝わって、後に70歳で古稀を祝うという風習が定着しています。そんな古稀のお祝いですが、大切な方にどのようなギフトを贈ったらよいのかわからない、とお悩みの方も少なくないようです。そんな方にお薦めなのが「記念日新聞」付きのギフトです。記念日新聞とは、贈られる方の生まれた日など、特別な記念日に発行された新聞を再現したものです。当時の新聞の内容から、懐かしい日の光景を思い出すきっかけとなり、大変喜ばれる贈り物のひとつです。記念日新聞が付いているギフトには、日本酒、焼酎、ワインなどのお酒があります。そのお酒の中でも、贈られる方の名前を入れる「名入れギフト」が大変人気です。名入れギフトは量販品と異なり、その方のためだけに用意された特別なギフトです。贈り主の方が古稀を祝うお気持ちを、十分に伝えることができるでしょう。また、還暦ではテーマカラー・赤色が有名ですが、古稀では高貴な紫色をテーマカラーとしたギフトが多数あります。中でも紫色のちゃんちゃんこは、古稀のお祝いにふさわしい一品と言えるでしょう。素敵なギフトを見つけて、大切な方の古稀をお祝いしてみてはいかがでしょうか。

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